إِنَّ الدِّينَ عِندَ اللَّهِ الْإِسْلَامُ ۗ وَمَا اخْتَلَفَ الَّذِينَ أُوتُوا الْكِتَابَ إِلَّا مِن بَعْدِ مَا جَاءَهُمُ الْعِلْمُ بَغْيًا بَيْنَهُمْ ۗ وَمَن يَكْفُرْ بِآيَاتِ اللَّهِ فَإِنَّ اللَّهَ سَرِيعُ الْحِسَابِ (19)صدق الله العظيم

رقم الحديث: 126
(حديث مرفوع)
حَدَّثَنَا إِسْحَاقُ بْنُ إِبْرَاهِيمَ ، قَالَ : حَدَّثَنَا مُعَاذُ بْنُ هِشَامٍ ، قَالَ : حَدَّثَنِي أَبِي ، عَنْ قَتَادَةَ ، قَالَ : حَدَّثَنَا أَنَسُ بْنَ مَالِكٍ ، أَنّ النَّبِيَّ صَلَّى اللَّهُ عَلَيْهِ وَسَلَّمَ ، وَمُعاذٌ رَدِيفُهُ عَلَى الرَّحْلِ ، قَالَ : يَا مُعَاذَ بْنَ جَبَلٍ ، قَالَ : لَبَّيْكَ يَا رَسُولَ اللَّهِ وَسَعْدَيْكَ ، قَالَ : يَا مُعَاذُ ، قَالَ : لَبَّيْكَ يَا رَسُولَ اللَّهِ وَسَعْدَيْكَ ثَلَاثًا ، قَالَ : ” مَا مِنْ أَحَدٍ يَشْهَدُ أَنْ لَا إِلَهَ إِلَّا اللَّهُ وَأَنَّ مُحَمَّدًا رَسُولُ اللَّهِ صِدْقًا مِنْ قَلْبِهِ ، إِلَّا حَرَّمَهُ اللَّهُ عَلَى النَّارِ ، قَالَ : يَا رَسُولَ اللَّهِ أَفَلَا أُخْبِرُ بِهِ النَّاسَ فَيَسْتَبْشِرُوا ، قَالَ : إِذًا يَتَّكِلُوا ” ، وَأَخْبَرَ بِهَا مُعَاذٌ عِنْدَ مَوْتِهِ تَأَثُّمًا .

兄弟、姉妹の皆様にとり、祝福の金曜日でありますように!
アッラーの預言者(彼の上に祝福と平安あれ)に仕(つか)えていた、ある若いユダヤ教徒が重い病気にかかりました。忠実さの模範である私たちの預言者は、死の間際にあるこの若者を訪ねました。慈悲のみ使いの心は、若者がこのような形で現世に別れを告げるのを見過ごすことができませんでした。そこで、この若者がこの世を去る前に、もう一度、ムスリムになるよう彼をイスラームへと招きました。若者は父親の方を見て、ためらっていました。彼がムスリムになった時の、家族の反応を恐れていたことは明らかでした。しかし蓋(ふた)を開けてみれば、彼が恐れていたようなことにはなりませんでした。父親は、アッラーのみ使いからの親身な招きを受け入れるよう、彼を促(うなが)したのです。そこで若者はシャハーダ(信仰の告白)を唱え、イスラームの栄誉に預かることとなりました。ことの成り行(なりゆ)きに非常に満足し、私たちの預言者は、次のように述べて感謝の気持ちを表しました。「私を通して、(地獄の)業火よりこの若者を守りたもうアッラーにこそ賞賛あれ。」
尊敬すべき信仰者の皆様!
全能の主は、以下の章句においてこう述べておられます。「本当に、アッラーの御許の教えはイスラームである。」私たちの預言者(彼の上に祝福と平安あれ)は、聖なるハディースにおいて次のように語っています。「アッラーの他に崇拝を受け取るべき者はなく、ムハンマドはその使徒である、と心の底から証言する者を、地獄の業火から救うのはアッラーをおいて他にない。」

Friday Prayer - Jumuah Khutba 「アッラーの御前において、宗教とはイスラームである」
Friday Prayer – Jumuah Khutba 「アッラーの御前において、宗教とはイスラームである」

兄弟、姉妹の皆様!
預言者アーダムに始まり、すべての預言者たちは、ただアッラーにのみ従い、仕えるよう、人類を招いてきました。
人々がタウヒードの信仰を離れ、創造の理由と英知をほとんど忘れかけてしまったとき、私たちの全能の主は、預言者たちを通して繰り返し、自らへと招きたまいました。この聖なる目的のための最後のみ使いが、私たちの預言者ムハマド・ムスタファーであります。彼以前の預言者と同じく、彼もまた、アッラーのみを信じて仕えるよう、正しさと真実、知識と知恵、倫理と美徳へと人々を招いたのであります。
クルアーンの章句において次のように述べられています。 「今日われはあなたがたのために、あなたがたの宗教を完成し、またあなたがたに対するわれの恩恵を全うし、あなたがたのための教えとして、イスラームを選んだのである。」イスラームは、最も偉大な預言者と共に完成しました。彼は人類に、現世と来世における幸福を成就するための方法を教えたのであります。
尊敬すべき信仰者の皆様!
イスラームが世界に拡大し、人々の心に根ざすのを許容できないでいる人々は、様々な方法で、常に私たちの宗教を試そうとしてきました。イスラームは、すべての人類のための救済の希望であり、慈悲と慈愛、平和と信頼の宗教であります。しかしある種の人々は、テロや暴力といった不当な訴え方を通して、イスラームの名を汚そうとしています。世界の多くの地域において、ムスリムは疎外(そがい)や差別、抑圧、暴力や迫害といった、良心や正義とは両立し得ない行為に曝(さら)されています。イスラモフォビア(イスラム嫌悪)が、日々、急速に広まっています。
兄弟、姉妹の皆様!
歴史を通して、私たちの宗教、価値観、信念を傷つけ、破壊しようとする試みが害を及ぼしたこともなく、またアッラーのご意志の下に、イスラームの真理が害されたこともありません。たとえどのような不幸な出来事があろうとも、私たちが自らの宗教の価値を知っている限り、私たちはこの宗教を私たちに下したもう主に、ただ感謝を捧げるばかりであります。そして私たちの聖なる宗教について、クルアーンとスンナに基づく正真正銘の知識を学び、未来の世代へと教えてゆきましょう。私たち自身がイスラームの信仰と礼拝を、そして道徳を適切に実践することにより、人類の良き模範となるべきでありましょう。私たち自身が自らの信仰と礼拝を守り、同胞愛と互いの絆を守りましょう。私たちのあらゆる価値を、共に守ってゆきましょう。