東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ「モスク:アッラーの家、ムスリムの作品」

尊敬すべきムスリムの皆様!
全能のアッラー(スブハーナ ワ タアーラー)は、次のアーヤを通してこう告げておられます。 「アッラーのマスジドを管理するのは、アッラーと終末の日を信じ、礼拝のつとめを守り、喜捨をし、アッラーの他には何も怖れることのない者に限られる。これらの者こそ、導かれる者となるだろう」。[1]

また、預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)は、こう語っています。“誰であれ、アッラーのためにモスクを建てる者には、アッラーが楽園に家を建ててくださるだろう」。[2]

親愛なる信仰者の皆様!
祈りが聞き届けられる金曜日の子の時間に、私たちが集まって主(スブハーナ ワ タアーラー)に崇拝を捧げる場所であるモスクは、アッラーの家であり、ムスリムたちの作品であります。孤独に沈みこんだ私たちの魂をいやし、あわただしい日常に疲れた私たちの心に平安をもたらします。モスクは私たちの居場所の中心に位置するものであり、私たちの住まう町々の精神であり、誇り高い人々とムスリムのウンマにとっての安全な避難場所なのです。

親愛なるムスリムの皆様!
モスクの建立と改善のために、先頭に立って自分の役割を果たしてきた兄弟、姉妹たち、支援や援助を差し出し、イバーダを愛するがゆえに献身した人々のうち、過去から現在にわたりすでにこの世を去った方々すべてに、主(スブハーナ ワ タアーラー)の慈悲がありますように。またそうではない方々すべてに、主(スブハーナ ワ タアーラー)が健やかで平安な生を恵みたまいますように。

[1] Tawbah, 9/18.
[2] Muslim, Zuhd, 44.


東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ「モスク:アッラーの家、ムスリムの作品」.(PDF)