「イスラエル国による占領に対し、私たちはパレスチナの兄弟姉妹と共にあります」

Diyanet Announcement

「イスラエル国による占領に対し、私たちはパレスチナの兄弟姉妹と共にある」との声明を通して、アリ・エルバシュ宗務庁長官は「このような抑圧者的なやり方に対し、エルサレムをはじめ、パレスチナの自主独立した土地を守ることは、パレスチナに住まう同胞のみならず、すべてのムスリム、すべての人類の責任である」と述べました。

アリ・エルバシュ宗務庁長官(Prof. Dr., 以下エルバシュ長官)は、イスラエル国によるパレスチナ占領政策に反対の意を表明しました。⠀

エルバシュ長官は、ソーシャルメディア・アカウントを通して伝えた声明の中で、イスラエル国がパレスチナ人の家族たちに対して行ってきた組織的な占領は、率直に言って受け入れられないことである、述べました。⠀

エルバシュ長官は、パレスチナ人の家族が住まう家屋を占領し、その家屋に抑圧者の家族を定住させたイスラエル国に対し、パレスチナ人の家族たちと共にあると述べました。エルバシュ長官の声明の続きは以下の通りです。⠀

「侵略者であるイスラエル国が、パレスチナ人の家族たちを、その自宅から追放するためにエルサレムをはじめ様々な地域で行ってきた組織的な支配政策は、率直に言って受け入れられることではありません。⠀

私たちはパレスチナの兄弟姉妹と共にあります。兵士、警察、過激派組織が一体となってパレスチナ人の家族たちが住まう家屋を襲撃し、その場所に抑圧者の家族を定住させるという、イスラエル国による倫理と法の欠如した残虐な行為に反対します。⠀

このような抑圧者的なやり方に対し、エルサレムをはじめ、パレスチナの自主独立した土地を守ることは、パレスチナに住まう同胞のみならず、すべてのムスリム、すべての人類の責任です。残虐な行為に対してはより強い反対の声をあげていくよう、この場を借りて国際社会に呼びかける次第です。⠀

エルサレムはムスリムにとりかけがえのないものであり、すべての人類にとり誇りであり、永久にパレスチナの首都であり続けるでしょう。」


上記は2021年5月7日付でトルコ共和国宗務庁から発表された声明の邦訳です。訳は変更される場合があります。原文は以下をご参照ください。

“İsrail’in işgallerine karşı Filistinli kardeşlerimizin yanındayız” (Türkçe)
“We are together with our brothers and sisters from Palestine against the occupation of Israel” (English)