東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ 「バラートの夜」
東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ
2026年1月30日
バラートの夜
親愛なるムスリムの皆様!
全能のアッラー(swt)から、しもべたちに授けられた最大の祝福のひと時が訪れました。このひと時、可能性と多くの機会が、一人ひとりの人生をあますところなく包み込みます。これはかけがえのない財産であり、一瞬一瞬が貴く、決して無駄にすることのできない価値を秘めています。
尊敬すべき信仰者の皆様!
特定の月や日時に限らず、アッラー(swt)への崇拝を意識して過ごした時間は、そのすべてが尊いものです。しかし、聖なる恩寵の時として授けられ、祈りが受け入れられ、赦しへと導かれる特別な時もまた存在します。これは、アッラー(swt)から人々に示された、無限の慈悲のしるしです。そのような貴重な時のひとつがライラトゥル・バラートであり、2月2日の夕刻から始まるひと時が、まさにそれにあたります。
親愛なるムスリムの皆様!
アッラーの使徒(saw)は、ライラトゥル・バラートに捧げられる崇拝や礼拝、祈りが、私たちへの赦しにつながるという吉報を伝えてくださいました。「シャアバーン月十五日には斎戒をし、また夜は礼拝をして過ごしなさい。なぜならその夜、日が沈むと、至高のアッラーは、私たちには知ることのできない形で、地上に最も近い天にご自身を現されます。そして、『誰か、赦しを求める者はいないか。われが赦そう。誰か、糧を求める者はいないか。われが授けよう。誰か、災難に遭っている者はいないか。われが助けよう……』と仰せになり、それは夜明けまで続くのです」。1
尊敬すべき信仰者の皆様!
ライラトゥル・バラートとは、私たちの心の最も深いところから、アッ=ラフマーン(swt)へと至る道が開かれる時です。悔い改め、アッラー(swt)に立ち返ることによって、その慈悲と赦しを願い求めるために与えられた、かけがえのない時なのです。
全能のアッラー(swt)は、預言者ムハンマド(saw)に対し、聖クルアーンの中で次のように告げておられます。「われらのしるしを信じる者が、あなたのところへ来たときは言いなさい。「あなたがたに平安あれ。あなたがたの主は、[あらかじめ]慈悲を御自らの旨とした。それゆえ無知であったために悪を行った者が、その後になって悔い改め、また自らをただすなら、御方はもっともよく赦し、もっとも慈悲深い」。2
親愛なるムスリムの皆様!
この夜の教えとバラカ(祝福)の恩恵を受け取り、永遠の生における救いというバラートを授かりましょう。
息をひとつするのにも、アッラー(swt)のご承認を求める心を忘れずにいましょう。クルアーンとスンナの導きに従い、私たちの人生を形づくっていきましょう。アッラー(swt)への崇拝を意識せずに過ごしてしまった時間は、やがて損失となって自らに返ってくるということを、決して忘れないようにしましょう。
この場を通して、皆様にライラトゥル・バラートのお祝いを申し上げます。聖なるこの夜、全能のアッラー(swt)が私たちの貴い共同体に、イスラーム世界に、そして全人類に、平安と繁栄をもたらしてくださいますように。
[1] Ibn Majah, Iqamat, 191
[2] An’am 6/54.
| Prayer | Time |
|---|---|
| Fajr | 05:06 |
| Sunrise | 06:33 |
| Dhuhr | 11:55 |
| Asr | 15:38 |
| Maghrib | 17:18 |
| Isha | 18:40 |


