東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ 「現世の生、善をなす旅」
東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ
2026年2月6日
現世の生、善をなす旅
尊敬すべきムスリムの皆様!
先ほど朗読したアーヤの中で、いと高きアッラー(スブハーナ ワ タアーラー)は、次のように告げておられます。「善事をもって来る者には、それと同じようなものが十倍にされる。悪事をもって来る者は、それと同じようなもので報いられるだけ。彼らが、不正に扱われることはない」。1
また、アッラーの使徒(彼の上に祝福と平安あれ)は、ハディースの中で次のように語っています。「美徳とは親切な気心のことである。悪とは、あなたの心に食い込んでいて、決して他人には見られたくないと思っているもののことである」。2
親愛なる信仰者の皆様!
この世の生とは、善をなす旅のようなものです。私たちのもっとも重要な義務とは、信仰し、善行をなし、地上に善を広めることです。私たちのもっとも基本的な義務とは、悪いこと、不適切なこと、有害な行いを避け、防ぐことです。アッラー、審判の日、天使たち、啓典、預言者たちを信じることは善行にあたります。それは自分の持てるものの中から、親戚、親を失った子どもたち、貧しい人々、旅人のために慈善をすることを意味します。礼拝をし、喜捨(ザカート)を払い、約束を守ることであり、貧しいとき、病気のとき、困難のときには助け合い、富めるとき、健やかなときはアッラー(スブハーナ ワ タアーラー)に感謝することを意味します。3
善行をなすには、誠実なしもべであること、礼儀正しい子どもであること、慈悲深い両親であること、誠実な配偶者であることが求められます。それは親戚や隣人と、喜びや悲しみを分かち合うことを意味します。善行とは、抑圧された孤児に、老いた両親に、目上の人々に手を差し伸べることです。
親愛なる信仰者の皆様!
このことを踏まえて、今からでも私たちの生に意味を持たせましょう。善行によって人々の心を勝ち取り、ドゥアーをしてもらえるようになりましょう。必要としている人に、思いやりの手を差し伸べましょう。孤独な人の心に、思いやりの心を届けましょう。疲れている人はいないか目配りをし、心が晴れるようにしてあげましょう。悪は、不平不満を言うことによってではなく、立ち向かい、善を広めることによって防げるのだということを、忘れないようにしましょう。善とは口先のことでも、読んだり書いたりすることでもなく、行動そのもののことなのです。
[1] An‘am, 6/160.
[2] Muslim, Birr, 15.
[3] Baqarah, 2/177.
| Prayer | Time |
|---|---|
| Fajr | 05:06 |
| Sunrise | 06:33 |
| Dhuhr | 11:55 |
| Asr | 15:38 |
| Maghrib | 17:18 |
| Isha | 18:40 |

