東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ 「ラマダーン月と奉仕の意識」
東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ
2026年2月20日
ラマダーン月と奉仕の意識
親愛なる信仰者の皆様!
私たちの預言者 ﷺ がマディーナに移住してから、わずか一年半後のことでした。それはシャアバーン月の最後の日でした。斎戒の義務を告げる、アル=バカラ章の次の節が啓示されました。
「ラマダーン月は、人々の導きとして、また導きの明白な証と規範としてクルアーンが下された月。それゆえあなたがたのうち、その月に立ち会った者は斎戒しなさい。」1
愛すべき預言者ﷺは、マスジド・ナバーウィーのミンバルに上がり、ウンマに語りかけました。「あなたがたは祝福のラマダーン月を迎えた。全能のアッラーは、この月に斎戒することをあなたがたの義務とされた。この月、天国の門は開かれ、地獄の門は閉じられ、反逆の悪魔たちは鎖につながれる。」2
親愛なる信仰者の皆様!
ラマダーンは、斎戒とクルアーンの月であり、忍耐と感謝、悔い改めと内省の月です。この月には、千の月にもまさる「みいつの夜(ライラト・アル=カドル)」があります。預言者 ﷺ によると、ラマダーン最初の夜、天使たちはこう呼びかけます。「善を求める者よ、崇拝と奉仕に来なさい。悪を求める者よ、罪を捨てなさい。」3
兄弟、姉妹の皆様!
斎戒の中にこそ、ラマダーンの意味があります。斎戒は、忍耐と意志の力、そして慈悲を養う鍛錬です。「信じる者たちよ。あなたがた以前の者たちにも定められたように、あなたがたのために斎戒が定められた。それであなたがたも、畏れる者となるだろう。」4 この章句は、斎戒の目的が、私たちを悪と罪から守ることであると示しています。アッラーの使徒ﷺはこう語りました。「斎戒は盾である。斎戒する日は、悪い言葉を口にしたり、口論したりしてはならない。もし誰かが挑発したり侮辱したりしたなら、『私は斎戒している』と言いなさい。」5
親愛なる信仰者の皆様!
ラマダーンは、私たちの命の書であるクルアーンの啓示が始まった月です。クルアーンはアッラーの御言葉であり、「もっとも美しい言葉」6 です。預言者ﷺはこう語っています。「もっとも真実な言葉はアッラーの言葉であり、もっとも良い導きはムハンマドﷺの導きである。」7 クルアーンは、審判の日まで、いかなる時代においても人類を正しい道へと導きます。
親愛なるムスリムの皆様!
ラマダーンは、同胞愛と連帯、そして分かち合いの月です。飲食を断つことによって、私たちは持たざる人びとの痛みを知り、御恵みを大切にし、糧を与えてくださるアッラーに感謝を捧げます。
また、悪い習慣を断ち、新たに善良なページを開くときでもあります。善行に励み、邪な言葉や行動を避け、団結と愛情、そして尊敬の絆を強めましょう。
親愛なる兄弟、姉妹の皆様!
自分の言葉と心、思考、そして人生を、ラマダーンの美とひとつにしましょう。クルアーンを読み、理解することに、より多くの時間を割きましょう。傷ついた心をクルアーンの光によって癒し、意識して斎戒を守るよう努めましょう。
兄弟、姉妹の皆様!
例年と同じく、今年のラマダーンも、当ジャーミイではイフタールの食事を提供しています。「一人分、私たちからも提供しましょう」と申し出てくださる方のご支援をお待ちしています。アッラーのために費やすことは、偉大な崇拝であることを忘れないでください。主はこう述べておられます。「ラマダーンを崇拝のうちに過ごし、心から信仰し、アッラーからの報奨を願う者は、過去の罪を赦される。」8
主が私たち全員に、崇拝と奉仕の意識をもって、健康と幸福のうちにこのラマダーンを過ごす機会を与えてくださいますように。
[1] Bakara, 2/185.
[2] Nasâî, Sıyâm, 5.
[3] Tirmizî, Savm,1; İbn Mâce, Sıyâm, 2.
[4] Bakara, 2/183.
[5] Buhârî, Sawm, 9; Müslim, Sıyâm, 29.
[6] Zümar, 39/23.
[7] Nasâî, Îdeyn, 22.
[8] Buhârî, İman, 27.
| Prayer | Time |
|---|---|
| Fajr | 04:57 |
| Sunrise | 06:23 |
| Dhuhr | 11:55 |
| Asr | 15:47 |
| Maghrib | 17:27 |
| Isha | 18:48 |

