「イスラーム、アッラーの御許における唯一の宗教」
尊敬すべきムスリムの皆様！
イスラームとは、最後の預言者ムハンマド・ムスタファ(saw)がすべての人類に伝えた生き方です。それは人類に下されてきた、預言者アーダムに始まる啓示の最終形であり、完成形にあたります。
イスラームとは、人類に対する、現世と来世におけるアッラーの祝福への聖なる招きです。それは平安と救済にいたる真にまっすぐな道です。
親愛なるムスリムの皆様！
すべての人類に下されたイスラームの精神とは、タウヒード、誠実さ、そして真の道に関するものです。そうです、私たちの崇高な宗教の精神には、アッラー(swt)の唯一性を心から信じ、いかなるものもアッラー(swt)と同列に並べないことが必要とされます。そこには主(swt)以外の何ものにも使えないこと、主(swt)のみを崇拝することが含まれています。あらゆるものごと、あらゆる状況において公正な道を歩むことです。この点について、ある教友が「あなたの後になって、誰にも尋ねる必要がないように、イスラームをひとことで言い表してください」と、私たちの預言者(saw)に問いかけたところ、彼は「「私はアッラーを信じます」と言い、そのあとはまっすぐに立ち続けることです」1とこたえています。
親愛なるムスリムの皆様！
私たちの崇高な宗教であるイスラームは、善良な道徳の宗教です。正しく、真実で、誰もがもって生まれた資質としての宗教であり、人生そのものです。公正、慈悲、愛情、思いやりの宗教であり、福祉と平和、穏やかさと信頼の宗教です。知識と知恵、節度とくつろぎの宗教です。
イスラームと、生を与えるその教えが、すべての人類の平和と再生の源であることを忘れてはなりません。また、次のこともおぼえておくようにしましょう。 「イスラーム以外の何かを宗教として探し求める者は、何ひとつ受け入れてはもらえない。来世においては、敗者となるだろう。」2
東京ジャーミイ 金曜礼拝のホトバ「イスラーム、アッラーの御許における唯一の宗教」(PDF)
とうきょうジャーミイ きんようれいはい の ホトバ（ひらがな と カタカナ）(PDF)