アヤソフィアでの礼拝再開に寄せて

Ayasofya

今日は、再びアヤソフィアの堂内にタクビールやタフリール、そしてサラワートがこだまし、ミナレットからアザーンとサラーが声高らかに詠まれる日です。ファーティフ・スルタンの子孫達の念願も、この巨大な礼拝堂の静寂も、今日ここに終わりを迎えます。アヤソフィア・モスクは、ついに信者達との再会を果たしました。

時代の最新の技術を生み出し、船を陸から移動させ、アッラーのお許しと助力によりイスタンブールに君臨し、この都市に一切の危害を加えることを許さなかった、若くも聡明な皇帝、ファーティフ・スルタン・メフメトに祝福がありますように。アヤソフィアはこの世界の終焉までモスクとして使われることを目的に、ファーティフ・スルタンがその統治の象徴として寄附した遺産なのです。

この希少な遺産を信者達に返還するために、今まで尽力してくださった偉大な指導者や明哲な専門家の方々、そしてすべての兄弟姉妹たちに祝福がありますように。