マルマラ大地震の発生日に寄せるメッセージ

東京ジャーミイ イマームのリファット・チナルより、マルマラ大地震の発生日に寄せるメッセージを送ります。


 

22年前の今日、8月17日に発生したマルマラ地震は、マルマラ全体に影響を及ぼしました。それは世紀の災害と呼ばれ、トルコが経験した最も痛ましい災害のひとつとして、歴史にその名を刻みました。

大規模なこの災害のために何千人もの命が失われ、また何万人もの市民が負傷し、家を失い、避難生活を余儀なくされました。年月をかけて傷も癒されつつあるとはいえ、私たちの痛みが和らぐことも、失ったものを忘れさせることもありません。この先も、忘れられることはないでしょう。

1999年8月17日のマルマラ地震発生日に、この大災害で亡くなった兄弟姉妹にアッラーの慈悲があるよう祈ると共に、遺族の方々と市民の皆様に哀悼の意を表します。
このような災害と悲劇が、トルコにおいても世界においても再び起こることのないよう願っています。

ムハンメット・リファット・チナル
東京ジャーミイ イマーム